映画『(2010年日本語版)チェブラーシカ』

映画『(2010年日本語版)チェブラーシカ』を観ました。

もともとオリジナル版の『チェブラーシカ』が好きなので観たのですが、残念ながら今年のワースト映画でした。とにかく退屈で退屈で……。

一番の問題は、いちいちナレーションによる説明が入ること。そのため、自分の頭で考える必要がまったくないので、段々と思考が停止してきて眠くなりました。

製作者は、ナレーションを入れないと子供が理解できないと考えたのでしょうか?ならば、あまりにも子供を馬鹿にし過ぎです。小学生くらいの子供たちも明らかに退屈していました。

しかも無駄に長い。時間あたりの内容はスカスカです。

本来主役であるはずのチェブラーシカが完全に脇役なのも気になりました。本作に於けるチェブラーシカは、物語の本筋には絡まない、ただただ可愛いだけのマスコット的な存在です。

やはりロシア人のみで製作するべきだったと思います。

『チェブラーシカ』をまったく知らない人なら評価も変わるかもしれませんが、『チェブラーシカ』のファンとしては到底満足できない映画でした。

タイトル:
映画『(2010年日本語版)チェブラーシカ』
カテゴリ:
映画
公開日:
2011年01月05日
更新日:
2018年05月30日

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