『GREEN TOKYO (1/1実物大)ガンダムプロジェクト』レポート

『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』は、18メートルもある実物大のガンダムを建造するという、話を聞いただけでテンションが上がる実にキャッチーなイベント。

行かない理由が見付からないので、早速足を運びました。

遠景

お台場の潮風公園にそびえ立つガンダムの立像は、不思議と違和感なく風景に馴染んでいます。

当たり前だけれど、実物大のモビルスーツを見たのは生まれて初めて。過去に比較対象となるものを見た経験がないので、その大きさを脳が巧く把握できない感覚がして、なんだかそわそわする気分。

完成度は文句なしで、目にした瞬間に自然と頬が緩む優れた出来栄え。余程のマニアでもこれにケチを付ける人はいないでしょう。

オープンスペースで開放感がある会場には、老若男女も国籍も問わず、実に幅広い層の人たちが集まっていました。その雰囲気には、音楽フェスに近いものがあります。一言で言えば「ピースフル」。

会場には有料のフォトスタジオも。そこで連邦軍の制服(青)を自前で用意していた外国人が記念撮影していて、なんだか嬉しかったり。この実物大ガンダムが持っている魅力には、国境を越える力を感じました。

背中

背中側も勿論手抜きなしで、しっかり作りこんであります。

と、ここで一旦『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』をあとにして久しぶりのお台場散策へ。ショッピングモールを一通り見て廻ったけど、モールによっては地方によくある巨大ショッピングモールと似た雰囲気がありました。東京ぽくないというかなんというか……、前に来たときよりも微妙に寂れたような。

ちなみに食事をするなら、メディアージュの4階が個人的にはおすすめ。「ラ・ボエム」(イタリア料理)や「モンスーンカフェ」(アジア料理)などのグローバルダイニンググループのお店が一通り入っていて、どれも店内が広くて落ち着きます。値段も手頃だしね。

閑話休題、夕暮れ時が一番立像が映えると事前に聞いていたので、再び『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』の会場へ。

バストショット

なるほど確かに日が陰ると白が引き締まって、メリハリが付きます。

最初はどこかしっくりこなかった実物大ガンダムが、不意に心に馴染みました。既に何度も来ているリピーターが多いという話も納得です。

一定時間ごとに、排熱を模したミストを各所から噴出し、頭が稼動するちょっとしたショーが行われます。

宇宙(そら)を見上げる

上を見上げるだけで、なんだかすごく格好良い!腕なども少しは動くと嬉しいのですが、強度的に無理なのか可動は首のみです。

会場にはオフィシャルショップが併設されているのですが、入店するには長蛇の列に並ばなくてはなりません。このショップ限定発売のプラモデル「HG RX-78-2 ガンダム Ver.G30th GREEN TOKYO GUNDAM PROJECT」が飛ぶように売れていました。

ショップの盛況振りに対して、圧倒的に敷地面積が足りていません。会場スペースには余裕があるので、もっと広くして混雑を解消して欲しいですね。

夕焼けに染まる背中

夜間はライトアップされるのですが、もう充分に満足したので夕焼けに染まる1/1ガンダムの背中を見ながら会場を後に。

『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』は、ガンダムに興味がなくても、「見たことのないもの」が観たいなら行く価値がある素敵なイベントでした。

タイトル:
『GREEN TOKYO (1/1実物大)ガンダムプロジェクト』レポート
カテゴリ:
イベント
公開日:
2009年07月18日
更新日:
2018年05月30日

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