『横須賀開国花火大会』口コミ
マシュー・ペリーが浦賀沖に来航してから150周年にあたる2003年にスタートした「よこすか開国祭」。その一環として開催されているのが「横須賀開国花火大会」です。
(注) 以降の口コミは2009年度の情報です。
観覧スポット
「横須賀開国花火大会」の主な観覧スポットは次の5ヶ所。
- 市民協賛観覧席(有料)
- うみかぜ公園
- 新港埠頭臨時観覧会場
- 三笠公園
- 横須賀米軍基地(一般開放)
速めに現地入りして、それぞれのスポットを見て廻りました。
- 市民協賛観覧席
2500円でワンドリンク付きの有料観覧席。お金を取るだけあって、視界をさえぎるものが一切なく、打ち上げ場所からも一番近い特等席です。
パイプ椅子が3000席用意されていて、座って観ることが出来ます。一人一席確保されていますが、自由席なので、早めに行った方が良いかも?
- うみかぜ公園
一番賑わっているメインスポット。屋台が多く、すぐ近くにショッピングセンターLIVIN(リヴィン)もあって買い出しが楽チン。お祭り気分が楽しみたいならココで決まり。
公衆トイレの他に仮設トイレも追加配置されていますが、それでも開始間際は長蛇の列をなしていました。トイレは早めに済まさないと肝心の花火を見逃してしまうかも。
- 新港埠頭臨時観覧会場
殺風景でちょっと味気ない場所。打ち上げ場所には近いけど、若干遮へい物があるので低い花火は見にくそうでした。
- 三笠公園
雰囲気は一番良さげ。打ち上げ場所からやや遠いため、うみかぜ公園ほど混雑していません。芝生に座って観れるので、アスファルトの場所よりも涼しい筈。まったりしたい人はココがおすすめ。
- 横須賀米軍基地
花火大会の当日は「ネイビーフレンドシップデー」として一般開放されます。花火のビューポイントは、入り口ゲートからかなり遠かったので、確認する時間が足りなくて未確認。
ゲート近くをざっと見て廻った感じでは、他ではない屋台や生バンドの演奏あったりして、新鮮でした。打ち上げ場所までは結構な距離があるので、花火を間近に観たいなら他のスポットで。
穴場?
主だった観覧スポットを見て廻ったのですが、結局「うみかぜ公園」に隣接している横須賀ハウジングセンターの脇に通っている道路で花火を観覧しました。次の地図の「日の出ポンプ場前」交差点を入った突き当りです。
大抵の良い場所は早々とシートやガムテープで確保されてしまうのですが、ここは道路なので、交通規制が掛かるまでは場所取り出来ません。そのため、良い場所が遅くまで残っている可能性があります。
しかも打ち上げ場所のほぼ真正面で距離も近いという穴場っぽさ。近くにゴミ箱と屋台も設置されています。
ただし、トイレは「うみかぜ公園」まで行かなければならないので、場所取りに早く行けるなら、素直に主要スポットで観た方が良いでしょう。
特徴
多くの花火大会では、一区切りごとにプログラム名とスポンサー名をアナウンスする小休止が入ります。しかし「横須賀開国花火大会」では、小休止なしでテンポ良く花火が上がり続けます。
しかも2ヶ所(2008年までは3ヶ所)から同時に打ち上げるので非常に景気も良い。
そのため、1万発の花火をたった約40分間で打ち切ります。風情には欠けますが、そのぶん高揚感が持続するので個人的には大歓迎です。
クライマックスは「黄金の空中大ナイアガラ」です。一般的にナイアガラ花火というと、紐にズラリとつるした噴き出し花火を一斉に点火するものですが、「黄金の空中大ナイアガラ」は打ち上げ枝垂れ花火を一斉に上げるものでした。
まとめ
終了時間も20:30と早めなので予定も組みやすいし、観覧スポットごとに最寄の駅が違うので帰路も比較的混雑しません。なので、他の花火大会よりも気楽に観覧できました。
花火をもったいぶらずにバンバン上げる潔さがとても好印象。「よこすか開国祭」の「横須賀開国花火大会」は、夏の夜を景気良く楽しみたいなら絶対オススメの花火大会です。
- タイトル:
- 『横須賀開国花火大会』口コミ
- カテゴリ:
- イベント
- 公開日:
- 2009年08月04日
- 更新日:
- 2018年05月30日