相模三川公園[海老名]

お花見は、宴会客でにぎわう有名スポットでするのもいいけれど、花見客が地元住民ばかりの地域密着型スポットでのんびり静かにするのも捨てがたい。

そんな、まったりお花見にぴったりのスポットが、神奈川県海老名の相模三川公園です。

鳩川

桜は、相模三川公園の園内を流れる鳩川(はとがわ)に沿って植えられています。

相模三川公園の「三川」とは、相模川と中津川と小鮎川の3つを指します。これらの川が合流する地点の近くに設置された河川公園なのが名称の由来です。それなのに、園内を通過する川は、それらとは別の鳩川だけ。なんだか、ややこしい話ですね。

鳩川は、ご覧のとおりの小川です。子供が安心して川遊びをできるように、河川浄化システムで水質の改善を図っているとのこと。確かに、住宅地の中を流れる川にしては、水がきれいでした。

広場

桜はもとより、お弁当を食べるのが楽しみな人も多いはず。けれど川沿いのお花見スポットは、お弁当を食べるスペースがあまりない場合が結構あります。相模三川公園は、その点で文句なし。写真のように十分なスペースがありました。

桜がすこし遠くなりますが、更に広い広場もあります。ベンチが埋まっていても、レジャーシートを敷ける平らな芝生が広がっているから、よほどのことがない限り場所取りで困ることはなさそうです。

芝桜と雪柳

相模三川公園で見れる花は、桜だけではありません。園内の「夕焼けの丘」と名づけられた見晴台には、一面に芝桜が植えられていました。残念ながら見頃にはまだ早かったです。満開の期間は「さくら富士」と呼んでいるそうで、さぞかし壮観なことでしょう。

雪柳もたくさん植えられています。こちらは満開でした。

施設

相模三川公園は、県立のしっかり整備された公園で、トイレや駐車場などの設備に事欠きません。駐車場は、101台と余裕があり、なんと無料で使えます。

また、写真のかなり大掛かりな子供向け遊具施設もあります。大人が見てもわくわくするような遊具施設で、子供がうらやましいくらい。

周辺地図

海老名駅の西口から徒歩で20分くらい。海老名駅は、JR相模線と小田原線と相鉄本線の3路線が乗り入れる接続駅だからアクセスしやすいです。

公園駐車場は、国道246号線と県道51号線の下今泉交差点を茅ヶ崎方面に向かい、ローソンと日産プリンスの間の道を入った先にあります。

後記

観光客が押し寄せるような有名お花見スポットは、場所取りが大変だったり、騒がしくて落ち着いて桜が観れなかったり……。その点、相模三川公園のような地域密着型お花見スポットは、のんびり楽しめます。

というわけで、ファミリーで飲酒なしのほのぼのお花見をしたいときや、川沿いのお花見スポットが好きな人などに、おすすめの相模三川公園でした。

タイトル:
相模三川公園[海老名]
カテゴリ:
お花見
公開日:
2013年03月30日
更新日:
2014年04月15日

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