アニメ『惡の華』第2話感想

ネタバレあり

春日高男は、誰もいない放課後の教室で、想いを寄せている佐伯奈々子の体操着を思わず手に取ってしまう。突然の物音に激しく動揺した春日は、佐伯の体操着を偶発的に持ち帰ってしまった。その一部始終を盗み見ていた仲村佐和は、春日に契約を持ちかける……。

欲望の誘惑に負け、まんまと佐伯さんの体操着の匂いを嗅いでしまった春日くん。下手すると笑ってしまうような間抜けなエピソードが、不安と緊張感をあおるドローン(1)によって、息が詰まるようなシーンになっていました。

(1)変化のない長い音を指す音楽用語。

これに限らず、『惡の華』は音楽の使い方がうまいです。特にASA-CHANG&巡礼によるエンディングテーマの"花 -a last flower-"はヤバイ。2001年に公開された映画『けものがれ、俺らの猿と』でもエンディングテーマとして使われたそうですが、歌詞も含め『惡の華』のために書き下ろした曲だと思えるくらいのハマりようです。

使われいるのは、『惡の華』のためにASA-CHANG&巡礼がセルフリアレンジしたバージョンとのこと。オリジナル版よりも、こっちのほうが素敵。リチャード・D・ジェームスっぽい無邪気な残酷さを感じる音です。

惡の花譜
レーベル:
キングレコード
アーティスト:
ASA-CHANG&巡礼, 南波志帆など

TVアニメ『惡の華』の主題歌を集めたコンセプトE.P.。宇宙人(バンド)のしのさきあさこがプロデュースした4種類のOP曲や、ED曲"花 -a last flower-"などを収録。

閑話休題。佐伯さんの体操着が盗まれたことがクラスで問題になってからの春日くんは挙動不審すぎて、気づかれないのがちょっと不自然かな。

実際に自分がこの状況に置かれたら、と考えただけで胃が重くなります。中高生の頃ってホント逃げ場がない。そういった意味で、仲村さんに秘密を握られたのは、ある面では救いでもあるのかなと。共犯関係になるわけですから。

タイトル:
アニメ『惡の華』第2話感想
カテゴリ:
テレビ
公開日:
2013年04月26日
更新日:
2013年07月15日

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