ドラマ『クロユリ団地~序章~』第8話感想

ネタバレあり

いやー、脱力しました。主人公がミノルくんを追いかけちゃうんだもの。逆でしょ?主人公は恐怖に駆られて逃げるほうでしょ?主人公がミノルくんを怖がってないから、観ているこっちも恐怖にかられません。

『クロユリ団地~序章~』がまるで怖くないのは、少年がもたらす緊張感の緩和が原因だと思っていたけれど、脚本のせいなのかも。ビジュアルの怖さは一瞬だけど、良く出来た怪談話は思い出すたびに怖い。地上波の制限は、怖くない理由の言い訳にならないはず。

あまりにも怖くないから、「もしかして、そもそもホラーじゃないのかな?」と、思わず公式サイトを確認してしまったくらい。すると、映画版のトップには「戦慄ホラー」と記載されているけれど、テレビドラマ版のページにはホラーのホの字もありません。(執筆時)

あれ?本当にホラーじゃない?心霊現象を題材にした人間ドラマとでもいうのでしょうか。それにしては人間描写が浅いです。いったい『クロユリ団地~序章~』は、なにを目指して撮られているのでしょうか。

そんなこんなで白けつつ観ているとミノルくんが怨念をもった霊になった理由が遂に判明しました。ダストボックスに隠れていたミノルくんに気がつかず、そのまま回収、焼却してしまったというもの。事故か事件かは不明みたい。今後この設定は活かされるのか。

ところで、なぜ日本の映画やテレビの登場人物がネット検索するとき、架空のサイトを使うのでしょうか。海外ドラマだと普通にGoogleで検索するのに。Yahoo風やGoogle風のサイトが登場するたびに、なんだか冷めてしまいます。

しかも、今回主人公が検索に使っていた“Boogle”は、Googleのタイプミスを狙った思わしき正体不明のサイトが実際にドメインを取っています。ドラマ製作者が確認しなかったのでしょうね。ずさんです。

クロユリ団地
ノベライズ:
堀江純子
脚本:
加藤淳也, 三宅隆太

老朽化した団地を舞台に孤独が呼び寄せる恐怖の連鎖を描くジャパニーズホラーのノベライズ作品。

あらすじ

渡部小夜里の元に、夫の一哉が過去に不倫していた美奈子が訪ねてくる。小夜里に詰め寄る美奈子。しかし、小夜里は上の空で要領を得ない。明らかに様子がおかしい小夜里は、「私には、ミノルくんがいますから」と言い出して……。

タイトル:
ドラマ『クロユリ団地~序章~』第8話感想
カテゴリ:
テレビ
公開日:
2013年06月12日
更新日:
2013年07月16日

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