逗子海岸花火大会: 圧巻のグランドフィナーレ

真夏の風物詩である花火大会を一足早く観られる逗子海岸花火大会。6月上旬前後という花火大会としては珍しい時期に開催されるのは、人気が高まりすぎて逗子海岸の収容人数の限界を超えてしまったから。

見物客の安全を確保するため、浜辺のスペースが広くとれる、海の家が出店する前のシーズンに開催時期を早めたのです。これだけ人気なのは、もちろん理由があります。

人気の理由

逗子海岸花火大会の打ち上げ数は約7,000発と少ない部類に入ります。ところが、この約7,000発のほとんどは、最後の10分強でまとめて打ち上げるのです。このフィナーレが話題を呼んで人気が高まったのです。

逆にいえば、フィナーレまでの30分ほどは、とてもまったりしています。トータルでも45分とコンパクトなので疲れなくて観やすいです。

楽しく観るために

前述のとおり、浜辺の混乱を避けるため、屋台などはありません。食べ物と飲み物を用意してから会場へ行きましょう。

トイレは仮設のものが用意されていますが、非常に混雑します。打ち上げ時間が短い花火大会だから、早めにトイレを済ませておかないと、フィナーレを見逃してしまうかも。会場へ行く前に、駅前などでトイレに行っておくことをおすすめします。

初夏の夜の海岸は、日によってはとても冷え込みます。海風は思った以上に冷たいです。地元の人たちは、ウインドブレーカーで海風をしのいでいました。当日の天気予報をチェックして、気温が低めなら、現地で羽織る上着を用意しましょう。

場所取り

人気の花火大会とはいえ、逗子海岸は広いから場所取りにはそれほど苦労しません。毎年、海岸の左側(海を前に見て)から埋まっていくようで、右側は1時間前でもまだ余裕がありました。地形的に、風が右向きにふくことが多いため、風上になる左側が好まれるようです。もちろん右側でもばっちり観られますし、風向きも天候次第です。

デートなど少人数で大きなスペースが不必要なら、無理に早く行かなくても大丈夫。ただ、観客数が年々増えているようなので、今後は状況が変わってしまうかもしれません。

また、高養寺(浪子不動)の前にある芝生スペースが、逗子海岸花火大会の穴場スポットのようです。海の中に建てられた不如帰(ほととぎす)の碑で知られているお寺です。明らかに地元住民な人たちばかりが場所取りしていました。

高養寺の近くには、商業施設の逗子海岸ロードオアシスがあって、公衆トイレも使えるから便利そうです。ただ、実際にここで鑑賞したことはないので、花火の見え方は不明です。

感想

第56回(2013年6月1日開催)

逗子海岸花火大会のフィナーレは、とにかく連発で打ち上げるため、風の向きと強さによっては、肝心の花火が煙で隠れてしまいます。今回は風に恵まれ、煙がまったく邪魔にならない最高のコンディションでした。

また、去年も感じたのだけど、真夏よりも空(大気)がクリアで花火がきれいに見えます。夏になるにしたがって、湿度や季節風の関係で大気中のほこりが増えるそうです。すでに初夏とはいえ、まだ空が澄んでいます。6月に開催する思わぬメリットですね。

序盤のまったり花火もわびさびがあって楽しい。メッセージ花火が10,000円で誰でも申し込みできるから、個人の入籍祝いなどローカル色満載で心が温まります。

フィナーレは、今回も問答無用の連発具合で大満足。15分間で6,200発を打ち上げました。一緒に観た友人が感動して涙ぐんだくらい。ただ、個人的にはグランドフィナーレのBGMとして流れた"ラデツキー行進曲"がしっくりしませんでした。

今回計算違いだったのが、帰りのJR逗子駅前の大混雑。駅前から改札に入るまで20分くらいかかりました。今までこんなに混んだことはなかったのに。集客を抑えるため、雑誌などへの情報提供を断っているそうですが、あきらかに観客は増え続けています。こればかりは来年に不安が残りました。

第57回(2014年5月29日開催)

2014年は逗子市の市政60周年ということで、例年よりも力が入っていたようです。公式発表の打ち上げ数は約7,000発で昨年と同じなのですが、中盤までのまったりタイムが不思議といつもより派手に見えました。

逗子海岸花火大会は年々混雑が増しているためか、今年はなんと5月平日の開催です。それでも人出は去年よりも増えているように感じます。特に学生客が増えて、家族連れが大半を占めていた以前よりも騒がしくなりました。

花火をろくに観ないで宴会ムードで騒ぎ続けているグループに、年配の方が注意する場面に遭遇して、トラブルにならないかとひやひやしました。純粋に花火を楽しみたい人は、今後は場所取りに気を付けなければならないでしょう。

今年は風がやや弱く、序盤は花火が煙に隠れてしまうこともあるコンディションで始まりました。しかし、後半になるにつれ上空の風が強まってきて、グランドフィナーレは9割がた煙の外に花火が上がって一安心。

昨年のJR逗子駅前は、とても混雑しているうえに横入りし放題で、まじめに並んでいるといつまでも改札に入れないという、ひどい有り様でうんざり。今年は警察官による交通整理が出たため、昨年より整然としていて、割と楽に改札に入れて胸を撫で下ろしました。

タイトル:
逗子海岸花火大会: 圧巻のグランドフィナーレ
カテゴリ:
イベント
公開日:
2013年06月03日
更新日:
2014年05月30日

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