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『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』レビュー
2011年06月22日
本国アメリカと日本での温度差が激しい、映画『X-MEN』シリーズ。しかしこのシリーズは、ヒーローと悪...
『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』レビュー
2011年06月15日
ディズニーランドのアトラクションを実写映画化した『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは、前作『ワ...
『ブラック・スワン』レビュー
2011年06月12日
自我のバランスを保つ客観性と冷静さは、ときに芸術家にとっての足かせとなる。忘我の境に入らなければ、表...
『エンジェル ウォーズ』レビュー&解説
2011年04月27日
2007年にサプライズヒットした映画『300』は、原作のグラフィックノベルさながらの映像を実写で具...
『ファンタスティック Mr.FOX』レビュー
2011年04月15日
人形を少しずつ動かして、1コマ1コマ丹念に撮影する人形アニメは、制作に膨大な手間暇が掛かるため、長編...
『ランナウェイズ』レビュー
2011年04月01日
「女にはロックもエレキギターも必要ない」なんて言われた時代があっただなんて、今となっては嘘みたいだ。...
『ソーシャル・ネットワーク』レビュー
2011年02月15日
2004年にハーバード大学の学生用SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)としてスタートした...
『スプライス』レビュー
2011年02月01日
SFホラー映画、なかでもクリーチャーものは、一部熱狂的な愛好者がいるジャンルの一つだ。それだけに、掘...
映画『(2010年日本語版)チェブラーシカ』
2011年01月05日
映画『(2010年日本語版)チェブラーシカ』を観ました。 もともとオリジナル版の『チェブラーシカ』が...
『SAW7/ソウ ザ・ファイナル 3D』レビュー
2010年11月23日
(注) 本稿は過去作も含めネタバレ全開です。既に観賞した方のみお読みください。 ***** 浴室でジ...
『SAW6/ソウ6』レビュー
2009年11月15日
『エルム街の悪夢』しかり『13日の金曜日』しかり、得てしてホラー映画は数多くの続編が作られるものだが...
『REC2/レック2』レビュー
2009年10月29日
(注) 本稿はシリーズ前作のネタバレがありますのでご注意ください。 * 主観撮影を使うことによってゾ...
『ターミネーター4』レビュー
2009年06月21日
1984年にジェームズ・キャメロンが世に送り出した『ターミネーター』は、SF映画としては低予算で制作...
『スター・トレック』レビュー
2009年06月13日
『エイリアス』や『LOST』などの人気テレビドラマを手掛けたクリエーターとして名を馳せたJ・J・エイ...
『ラースと、その彼女』レビュー
2008年12月27日
男女がソファーに並んで座っている、一見平凡なスナップショット。しかし、よく見ると彼女は等身大のリアル...
『SAW5/ソウ5』レビュー
2008年12月19日
一時期は5部作になると噂されていた『SAW/ソウ』シリーズも遂に5作目。しかしながら、既に『SAW6...
『落下の王国』レビュー
2008年10月08日
歳を重ね現実と直面した大人は、少なからずあきらめの影を背負うことになる。半分想像の世界に住んでいる子...
バットマン『ダークナイト』レビュー
2008年09月02日
秩序を保つためにはルールを守らなくてはならない。それはつまり抑圧を甘んじて受け入れることでもある。ル...
『REC/レック』レビュー
2008年07月09日
「事件に巻き込まれた被害者がその事態を映したビデオ」。映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(以後『...
『シューテム・アップ』レビュー
2008年06月11日
『シューテム・アップ』は、撃って撃って撃ちまくるド派手なガンアクション映画だ。笑いの要素をこれでもか...
『クローバーフィールド/HAKAISHA』レビュー
2008年04月18日
合衆国国防省デジタル記録#USGX-8810-B467 これは、かつてセントラルパークと呼ばれてい...
『バンテージ・ポイント』レビュー
2008年03月27日
"事実"が必ずしも"真実"だとは限らない。物事には多面性があり、一つの視点からだけでは全貌をつかむこ...
『ダージリン急行/ホテル・シュヴァリエ』レビュー
2008年03月13日
映画そのものがキャラクターを持ち、そして雄弁に語りかけてくる。優れた表現者たちが創り出す映画とは、得...
『ジャンパー』レビュー
2008年03月06日
日々進歩を遂げる CG 技術は、映画に於ける映像表現の可能性を大きく押し広げた。今まで目にしたことの...
『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』レビュー
2008年02月28日
四角四面に生きることを求められる窮屈なこの世の中で、自由奔放に生きる人は疎まれると同時に羨望の的にも...
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』レビュー
2008年02月17日
ティム・バートンとジョニー・デップの二人は、ハリウッドの異端児でありながら近作で大きな興行的成功を収...
『ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記』レビュー
2008年01月04日
テンプル騎士団の秘宝を求めてアメリカ国内を駆けずり回る冒険を描きスマッシュ・ヒットとなった映画『ナシ...
『SAW4/ソウ4』レビュー
2007年11月22日
次作へと続く伏線が張り巡らされていた前作から早一年、待望の『SAW4/ソウ4』が公開された。果たして...
『タロットカード殺人事件』レビュー
2007年11月08日
老いてなお盛んなウディ・アレンが監督した前作の『マッチポイント』は実に素晴らしい出来で、御大の健在ぶ...
『題名のない子守唄』レビュー
2007年09月24日
映画を真の映画たらしめる何か。それは、どれだけの言葉を尽くしても表せないが、確かに在る。『題名のない...
『トランスフォーマー』レビュー
2007年08月16日
とにもかくにも単純明快、ロボットに変形する戦闘機や車が人類を巻き込んで未曾有の戦闘を始めるというこの...
『ボルベール<帰郷>』レビュー
2007年08月01日
多くの映画ファンから信頼され、常に新作を渇望されるペドロ・アルモドバル監督は、近年に至って巨匠と呼ぶ...
『ダイ・ハード4.0』レビュー
2007年07月06日
「アクション映画の主人公と言えば超人的なマッチョ」そんな80年代後半のアメリカ映画界に突如として現れ...
『ゾディアック』レビュー
2007年07月04日
アメリカ初の劇場型犯罪(脚注)と言われる"ゾディアック事件"。本作は、いまだ未解決であるこの事件を徹...
『300/スリーハンドレッド』レビュー
2007年06月15日
映画がテレビドラマと一線を画する所以に映像の美しさやインパクトがある。中でも色彩は、その映画のイメー...
『ディセント』レビュー
2007年06月06日
ただならぬ雰囲気の劇場予告編で、『ディセント』は多くの映画ファンに期待を抱かせた。そして公開を迎えた...
『スパイダーマン3』レビュー
2007年05月15日
───遺伝子を操作された特殊なクモに噛まれ、超人"スパイダーマン"になったピーター・パーカー(トビ...
『恋愛睡眠のすすめ』レビュー
2007年05月11日
プロモーションビデオ界の鬼才として名を馳せていたミシェル・ゴンドリーは、映画『エターナル・サンシャイ...
『デジャヴ』レビュー&解説
2007年03月28日
初めて体験したはずの出来事なのに、過去に経験したことがあるように感じる「デジャヴ(既視感)」。誰もが...
『ローズ・イン・タイドランド』レビュー
2006年12月22日
カルト的な人気を誇るテリー・ギリアム監督が、製作会社や配給元に、とやかく言われることなく撮った映画。...
『ファム・ファタール』レビュー
2006年12月17日
やはりブライアン・デ・パルマ監督にはサスペンスがよく似合う。何せヒッチコック好きで有名なデ・パルマだ...
『ぼくを葬る』レビュー
2006年12月13日
───パリ在住のファッション・フォトグラファーでゲイのロマン(メルヴィル・プポー)は、ガンで余命い...
『イノセンス』レビュー
2006年12月09日
───西暦2032年。人とサイボーグ(機械化人間)、そしてアンドロイド(人型ロボット)が共存する近...
『ハード キャンディ』レビュー
2006年12月05日
───出会い系サイトで知り合った、14歳の少女ヘイリーと32歳のジェフ。二人はオフで会うことになり...
『unknown/アンノウン』レビュー
2006年12月01日
(注) 本稿は、2006年に公開されたジム・カヴィーゼル主演の映画『unknown/アンノウン』のレ...
『SAW3/ソウ3』レビュー
2006年11月21日
目覚めたら食肉工場の地下室 傍らにはルールを告げるカセットプレイヤー 扉を開けると3人の男女 彼ら...
『マッチポイント』レビュー
2006年11月07日
───テニスの試合でボールがネットに当たって跳ね上がる。運良くボールが向こうに落ちたら、勝ち。こっ...
『フーリガン』レビュー
2006年10月03日
暴力は非生産的で空しい。しかし狩猟本能がいしずえにある暴力は、人間の根源的な部分に訴えかけ、ときに魅...
『ステイ』レビュー
2006年10月02日
───精神科医のサム・フォスター(ユアン・マクレガー)は、患者のヘンリー・レサム(ライアン・ゴズリ...
『ポセイドン』レビュー
2006年10月01日
───大晦日、北大西洋を航海中の超大型豪華客船「ポセイドン号」。船内では乗船客達が盛大な年越しパー...
『ジャケット』レビュー
2006年09月30日
「時」、そして時間と人を結びつける「記憶」の物語には、心の琴線を強く刺激するものがある。『バタフライ...
『Vフォー・ヴェンデッタ』レビュー
2006年09月29日
───第3次世界大戦後、独裁国家と化したイギリス。秘密警察に捕まったイヴィー(ナタリー・ポートマン...
『リバティーン』レビュー
2006年09月28日
───始めに断っておく。諸君は私を好きになるまい。男は嫉妬し、女は拒絶し、物語が進むにつれてどんど...
『プロデューサーズ』レビュー
2006年09月27日
『プロデューサーズ』はミュージカル映画。日本では今ひとつ人気のないジャンルですが、本作は食わず嫌いす...
『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』レビュー
2006年09月26日
大好きな『ウォレスとグルミット』シリーズの待ちにまった新作。『野菜畑で大ピンチ!』は、膨れ上がった期...
『ラストデイズ』レビュー
2006年09月25日
この映画を正当に受け止めるためには、物語の出自を誤解してはならない。カート・コバーンの自殺から着想を...
『エミリー・ローズ』レビュー
2006年09月24日
まず最初に断っておかなければならないのは、この映画は「ホラー要素のある法廷劇」であって、「法廷劇の要...
『CASSHERN/キャシャーン』レビュー
2006年09月23日
予告を観た感じでは、とても面白そうでもあるし、凄くつまらなそうでもある。そんな映画なので、期待半分、...
『ロード・オブ・ウォー』レビュー
2006年09月22日
私はニコラス・ケイジが大大大好き。と言うわけで、映画『ロード・オブ・ウォー』を観ました。ふふふ、やっ...
『SAW2/ソウ2』レビュー
2006年09月21日
公開と同時に熱狂的なファンを獲得したソリッド・シチュエーション・スリラー『SAW/ソウ』の続編がいよ...
『ティム・バートンのコープスブライド』レビュー
2006年09月20日
ティム・バートンが監督で、しかもストップモーション・アニメ!『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』好...
『シン・シティ』レビュー
2006年09月19日
アメコミが原作の作品を乱発しているアメリカ映画界。『シン・シティ』もグラフィック・ノベルの映画化だが...
『銀河ヒッチハイク・ガイド』レビュー
2006年09月18日
ネットで見かけるレビューでは、賛否両論の映画版『銀河ヒッチハイク・ガイド』。メタクソにけなしている人...
『パーティ★モンスター』レビュー
2006年09月17日
舞台は90年代初頭、ニューヨークのクラブシーン。クラブといっても音楽マニアが集うハコではなく、もっと...
『1.0 【ワン・ポイント・オー】』レビュー&解説
2006年09月16日
───老朽化したアパートに住むプログラマーのサイモンが部屋に帰ると、見覚えのない箱が置かれていた。...
『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』レビュー
2006年09月15日
「オチを知っている映画を果たして楽しめるだろうか」と、本作を鑑賞する前は不安だった。アナキン・スカイ...
『ダニー・ザ・ドッグ』レビュー
2006年09月14日
『グラン・ブルー』、『レオン』と名作を連発して一世を風靡したリュック・ベッソン。しかし、1999年の...
『50回目のファースト・キス』レビュー
2006年09月13日
『50回目のファースト・キス』といっても50人とキスするわけではない。一人の相手と、50回のファース...
『パンチドランク・ラブ』レビュー
2006年09月12日
『パンチドランク・ラブ』というタイトルを見て、さぞかし酩酊感のあるドラッギーな映画なんだろうと、勝手...
『バタフライ・エフェクト』レビュー
2006年09月11日
「一匹の蝶の羽ばたきが、地球の裏側で竜巻になることもある」 初期条件の小さな差が、次第に大きく、不...
『スイミング・プール』レビュー
2006年09月10日
フランソワ・オゾン曰く、「僕は女が好きだ」。この発言は、女優を魅力的に撮ることへの自信の現われだろう...
『コーラス』レビュー
2006年09月09日
「奇跡の歌声と天使の顔を持つ美少年のジャン=バティスト・モニエが主演」との触れ込みに誘われたのか、劇...
『キスト』レビュー
2006年09月08日
───幼いころから<死>に特別な興味をもっていたサンドラ(モリー・パーカー)。大人にな...
『コンスタンティン』レビュー
2006年09月07日
「キアヌ・リーブスかっこいい!」鑑賞中、思わず私は連れに耳打ちした。キアヌが演じるジョン・コンスタン...
『エターナル・サンシャイン』レビュー
2006年09月06日
鬼才チャーリー・カウフマンの脚本による、記憶をめぐるラブストーリー。彼の書く脚本はアクがとても強い。...
『SAW/ソウ』レビュー
2006年09月05日
目覚めたら老朽化したバスルーム 足首は鋼鉄の鎖で部屋の角に繋がれている 対角線上の角にもう一人の男...
『ナショナル・トレジャー』レビュー
2006年09月04日
──太古の昔より、至高の権力の下を転々とした<秘宝>。それは、独立戦争中に忽然とその姿...
『ジェイコブス・ラダー』レビュー
2006年09月03日
超高速で頭を左右に振る不気味な人物の映像をご覧になったことは無いだろうか?映画、テレビなどで幾度とな...
『ムーラン・ルージュ』レビュー
2006年09月02日
冒頭、真紅の緞帳が開いた瞬間から手加減なし、最後までテンションが落ちないハイパーアクティブな演出で、...
『レクイエム・フォー・ドリーム』レビュー
2006年09月01日
これほど強く、胸を締め付けられるような思いになる映画は、『レクイエム・フォー・ドリーム』を措いてそう...